台所のリフォームを考えています。「使いやすいキッチン」にするためのポイントはどのようなものですか?
キッチンの使い勝手を考える上で重要な、3つのポイントについて、考えてみましょう。
1.動線
キッチン内部の動きや、キッチンとダイニングを行き来する動き(動線)を考え、効率的に作業ができるよう、キッチンをレイアウトすることが大切です。キッチンの配置タイプは対面式・壁付式に分類され、カウンター形状によりさらにI型・L型などに分類されます。また、複数人でキッチン作業を行う場合は、それを考慮した広さ・レイアウトとすることが必要です。
2.収納
キッチン周りには、調味料・調理器具・食器など、数々のアイテムが存在します。これらを効率的に収納し、必要な時にスムーズに取り出せる機能性は「使いやすいキッチン」として重要なポイントです。キッチン本体の収納力に加え、パントリーなどを設けることで、さらに収納力がアップし、キッチン周りを美しく快適に保つことができます。
3.設備
ガスコンロ(IHヒーター)や食器洗い乾燥機などの設備機器には、基本性能に加え、様々な便利機能・エコ機能を付加したものが選択可能です。レンジフードやシンク(排水口)などについても、掃除のしやすさ・メンテナンス性にこだわるなど、「使いやすいキッチン」として様々な機能向上が図られたものがあります。
キッチンの機能は、各メーカーごとにそれぞれ特色があります。キッチンを選ぶ際はショールームなどで体感しておくと安心です。