洗面所は、目立たない場所にありますが、毎日の生活に欠かせない重要な存在です。「洗面所」のリフォームについて考えてみましょう。
(レイアウトを決める)
まずは洗面所の広さや窓・扉の位置を確認し、設置可能な洗面化粧台のサイズを把握します。既製品の洗面化粧台は、間口60cm・75cm・90cm・100cm・120cmのタイプが一般的です。洗濯パンのサイズを見直すことで、無駄なスペースを無くし、1サイズ上の洗面化粧台が設置可能となるケースもあります。一般的な洗面化粧台は正面にミラーがあるため、窓の位置には注意しましょう。
(洗面化粧台を決める)
設置可能なサイズがわかれば、必要な機能や好みのデザインなどを考慮した上で、洗面化粧台を選びます。
(収納を考える)
洗面化粧台の横や上部に収納キャビネットを追加すると、収納力が飛躍的に向上します。洗面化粧台本体に付属する収納は、奥行きが小さいものが多いため、過度の期待は禁物です。
(デザイン)
収納扉の材質やカラーリングを上手くコーディネートすることで、洗面所が居心地の良い空間へと生まれ変わります。間口調整材などを活用することで、中途半端な隙間をカバーし、すっきりとした空間となります。
一般的な洗面所リフォームでは、洗面化粧台の交換作業が中心となりますが、洗面室全体のレイアウトを少し見直すことで、より快適で広いスペースを生み出すことができます。信頼できる専門家へ相談するとともに、ショールームなどを活用し、イメージをつかんでおくと安心です。