浴室のバリアフリーリフォームには、次のような項目があります。
(段差解消)
脱衣室と浴室の間の段差を無くすことで、転倒のリスクを減らします。車椅子での入浴も可能となります。
(浴槽交換)
出入りがラクな、またぎの低い浴槽に交換します。また、適切なサイズや形状の浴槽とすることで、より安心して入浴できるようになります。浴槽の材質には、FRPや人工大理石、ホーロー、ステンレスなど、様々なものがあります。
(手すり設置)
縦手すりや横手すりなどを身体状況に応じて適切な場所に設置します。しっかりと握れるよう、細めのパイプが適しています。下地補強をしっかり行い、確実に取り付けることが大切です。
(水栓交換)
押すだけで操作ができる水栓や手元で操作できるシャワーなどに交換することで、入浴時の負担軽減が図れます。また、利用しやすい高さに水栓の位置を調整することも有効です。
(ドア交換)
開き戸などは浴室内側に開くため、体の入れ替えが必要となります。バリアフリーを考える上では、引戸へ変更すると良いでしょう。3枚引き戸など大きな開口部を確保できるものは、車椅子での出入りもラクです。
このように、バリアフリーリフォームには多くの項目があります。在来浴室の場合などは、システムバスへ交換することで、これらをまとめて手に入れることも可能です。