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浴室を広くしたいのですが、気を付けるポイントはありますか?

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小さな家でも、浴室だけはゆとりをもたせたいと考える方は、特に男性に多いようです。広い浴室のメリット・デメリットについて考えてみましょう。

(メリット)
・ゆとりある空間は、疲れた身体と心をリフレッシュさせてくれます。
・高齢者や身体の不自由な方が居る場合など、介助スペースが確保できます。また、車椅子で入浴することも可能となります。浴室の設置計画を考える際には、バリアフリーの配慮を行うと良いでしょう。

(デメリット)
・大きすぎる浴槽は、滑り込みの危険性を伴います。浴槽の内法長さは、背中と足先が付く程度が安全とされています。
・広い浴室は、暖気が逃げてしまい、冬場に浴室の温度が上がりにくい傾向があります。浴室に窓が付いている場合などは、特に要注意です。浴室暖房を設けると安心です。
・浴室入り口から洗い場(蛇口前)までの歩行距離や、洗い場から浴槽までの歩行距離が長くなると転倒のリスクが高くなり、バリアフリーの観点からは望ましくありません。手すりを設けるとともに、床は滑りにくい材質のものを使用することが理想的です。

憧れの広い浴室ですが、メリットばかりではないことを十分に理解した上で計画することが大切です。広い浴室でゆったりくつろぐために、テレビや音楽を楽しむ設備などを設けると、ますます快適な空間となるでしょう。

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