広くてゆとりのあるバスルームは、多くの人々が憧れる夢の空間でもあります。バスルームのサイズについて考えてみましょう。
(システムバス)
システムバスのサイズは短辺×長辺の内法寸法で表されます。例えば「1216」と表記されているものは、1.2メートル×1.6メートルの大きさのバスルームです。システムバスはサイズ規格が決まっており、ファミリー向けでは1216(0.75坪タイプ)~1624(1.5坪タイプ)が一般的なサイズの範囲となります。希望のサイズが規格品に無い場合は、在来浴室をつくります。在来浴室は、部屋の広さや形状は制限なくつくることができますが、バスタブは市販のものを組み込むことが一般的です。
(屋外空間の活用)
バルコニーやテラスに面したバスルームは、屋内外の連続性を持たせることで、バスルームの大きさはそのままに、ゆとりのあるリフレッシュ空間をつくることが出来ます。この場合、プライバシーを確保について、十分な検討が必要です。
浴槽のフランジ幅が細いラウンド浴槽を使用するなど、スリムな構造の浴槽などを取り入れることで、同じスペース内のリフォームでありながら、実質的な広さを得ることも可能です。