洗面所のリフォームは、洗面化粧台の交換がメインとなります。各メーカーから、数多くの洗面化粧台が発売されていますが、どのように選べば良いのでしょうか。洗面化粧台を選ぶポイントについてご紹介します。
(化粧台のサイズ)
洗面所の広さを確認し、設置可能な化粧台のサイズを把握します。間口60cm~120cm程度のものが一般的です。洗濯パンのサイズを見直すことで、1サイズ大きな化粧台が設置可能となる場合もあります。
(洗面ボウルの種類)
円形やスクエアタイプ(四角形)のものなど、様々な形状の洗面ボウルがあります。特に、樹脂(人造大理石)製のものは、一体成形で複雑な形状にも対応できるため、様々なデザインのものがあります。洗面ボウルとカウンター部分を一体化させることで、汚れにくく掃除し易いというメリットもあります。陶器製の洗面ボウルは汚れに強く、樹脂製ボウルが弱点とする毛染めなどの成分にも強いことが特徴です。
(収納の工夫)
カウンター下の収納は、大きな物を入れるのに適した「扉タイプ」、目的のものを見つけやすい「引き出しタイプ」などに分類されます。排水管の形状・位置を工夫することで、奥行きのある収納スペースとすることができます。ミラー周辺には、ヘアゴムやヘアピンなどの小物を入れるポケットがあると便利です。収納量を増やすだけでなく、使いやすさを追求した様々な工夫が重ねられています。
最新の洗面化粧台には、この他にも快適に使用するための機能が数多く盛り込まれています。日々の生活に欠かせない重要な空間ですから、しっかりと比較検討して決定したいものです。設備機器のショールームでは、実物を見ることも可能です。