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浴室の床タイルを冷たさを感じにくいタイルにしたいのですが、いい方法はありませんか?

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寒い冬の入浴に付きものの急激な温度変化は、「ヒートショック」といい、脳卒中や心筋梗塞の原因となるなど、身体への負担は大きなものとなります。特に、タイル床の浴室に足を踏み入れた瞬間に感じる足裏の冷たさは、気持ちの良いものではありません。

「浴室用コルクタイル」は、温もりのある触感が特徴的な仕上げ材です。保温性に優れるほか、滑りにくく、適度な弾力で歩きやすさも抜群です。天然素材であるため退色しやすく、メンテナンスにも配慮が必要です。

「浴室用シート貼り」は、冷たさを感じにくい、優れた接触温熱感に加え、滑り止め効果やメンテナンス性にも優れた仕上げ方法です。在来浴室のタイル床やユニットバスのFRP床など、あらゆる下地にリフォーム対応できることも特徴です。エポキシ系ボンドなどを用いて貼り付けるため、工期が短く、騒音をほとんど出さないなど、施工性にも優れており、気軽に施工することができます。ただし、下地の不陸調整や水勾配の確保などを確実に行うことが重要です。

浴室リフォームでユニットバスの入れ替えを行う場合などは、冷たさを感じにくい床仕様を選択すると良いでしょう。メーカー各社において、保温性・滑りにくさ・メンテナンス性に優れた床材の普及が進められています。

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